第4話 そもそもの話 その3 ~世界観について~

 キャラの考察の前に、まずは世界観を考えたい。(←はい、予告をひっくり返すバカ)


 正直、私は個々に世界観があり、メインになる登場人物キャラクターでいかようにも変わる。


 ここが私がジャンル分けで苦労するところだ。



『WONDERFUL WONDER WORLD(改訂版)』は色々な世界を内包していた。


 最初は自分でもハードボイルド感を出したかったが、やがて、なぜかクトゥルフ神話感も出てきた。


 蓮田グループから始まり、〆は、あのトリックスターを人間バージョンとして登場させた。


 しかも、原作などにはない、私独自の解釈で恋愛要素もぶちこんだ。



 正直、本当に思うがまま描いた作品になった。



 そもそも、誰が『世界の定義』を決めることができるのだろう?


 書店や図書館に行けば科学から始まり哲学、小説など『世界とは?』に対する答えが無数にある。


 ネットに立っては言わずもがな……


 しかし、それが、本当にそうなのかは誰も分からない。


 お釈迦様だろうがキリスト様だろうが、その人生は一度きりの誰でもない『自分の目線で見た』人生だ。


 つまり、無尽に「真理」があり無尽に「世界観」がある。


 それを『ジャンル』という区分けをすること自体、私は、大きな海を手桶に組んで「これが海です」というようなものだと思う。



 でも、実際は、一応はジャンル分けしております。


 バイオレンスというジャンルをカクヨム様が作ってくれないかしら?

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