　カクヨムを読むと「私、発達障害です」「自分、ADHDです」と告白する人が多い。

　そんな人たちに聞きたい。

　公式に『発達障害』などと認定されると青い小さな手帳が渡される。

　そう、障碍者手帳だ。

　この手帳の取得には、専門の医師による『診断書』が必要であり、そのためには検査を受ける。

　私が受けたのは今から約十年ほど前。

　女医（美人）に言われた。

「隅田さん。言語能力が私が検査してきた人たちの中でもずば抜けて高いです。だから、小説が書けるんですね」

　この時、私は「そーですねぇ」なんて濁したが、正直、内心では『そりゃ、十年以上書いていればねぇ』という思いが強い。

　その代わり、数学的認知が苦手だという。

－－私が小説を書けるのは『発達障害』だから？

　まあ、障害あるなしにかかわらず書くけどね。

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