第504話お天道様が西に傾いたら

今日の午後、宅配便であるものが送られてきた。

故郷に住む、弟からで芋焼酎の伊佐美を1ケース6本の一升瓶であった。

とても嬉しいハプニングだ。

夜、弟にお礼の電話をしようと思う。

無職と言えども、お天道様が高いうちに酒を飲むのは罪悪感を感じるが西に傾いたら、こっちのもんだ。

後、1時間ほど仕事を探して、焼酎を飲もうと思う。


久しぶりの伊佐美に、心が踊る。

つまみなんか要らない。グラスに氷を入れて緑茶割りが美味しい。

今夜はベロベロになったろ。

酒を飲んで、話しに興味のない母に文学論を話してやろう。母は、大病をしてから焼酎が飲めなくなり、梅酒の350を1本程度が関の山。

弟は新築した。僕は傾いたボロい賃貸マンションに住み、差を付けられてしまった。

まぁいい、今のところ僕以外は幸せに暮らしている。

嫁さんも、姉妹で住み、息子と仲良くやってるから、僕も早く仕事を見付けて、同人誌に参加したい。


今夜は焼酎でデトックス効果を期待したい。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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