第541話怪しき隣人

同じ賃貸マンションの階に母の部屋がある。

夕方は、飯を食べに母の家に行く。

新年早々、母の部屋に怒鳴り込んだ男は女と同棲していた。

ここのマンションは1人暮らし専用で2人暮らしていると、即刻退室である。

僕は正月を台無しにした、母の隣人の事を管理会社へ通報した。

オバサンとジジイが住んでいる事を知っているからだ。

案の定、退去させられてやんの。

天罰だよ!天罰!


それから直ぐに、おばあちゃんが住み始めた。しかし、それは半年間くらいで、今、50代のオバサンが住んでいる。

母は、隣人が逃げるように部屋を出て行くので気色悪いと言っていたが、昨日、こんにちは。と、声を掛けたら返事が来たらしい。

だが、いつも、押し入れを開け締めする音が聞こえる。

何だか、怪しい。


話は変わるが、このマンションにホームレスの様な人間が住んでいる。

ソイツがエレベーターを使うと、しばらく匂いが取れない。

モンスターマンションじゃないんだから、うちのマンションは!


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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