第429話夏のにおい
朝、5時頃ざーざー音がする。カーテンを開いて外を見ると激しい雨。
朝ごはん買いたかったのに。
しかし、30分後、雨の音が消える。
外を見たら雨が止んでいる。チャンスだ!
ポケットに千円札入れて、自転車でコンビニへ行った。惣菜パンと蒸しパン、アイスコーヒー2本買った。
外はアスファルトが濡れたにおいがした。
夏のにおいだ。
帰りに、
雨に濡れた紫陽花が雨を待って入るみたいに、咲き乱れていた。
紫陽花には雨が似合う。鹿児島の事を思い出す。
110年続いた我が実家は取り壊されて新しい家が立っているが、それは他人のもの。
時代の変化を感じる。
さて、僕は名古屋で家を買うか、中古マンションを買うか?
夢のまた夢。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます