第164話新人バイト君
いつもの王将で、餃子とビールを注文した。注文を取ったのは新人バイト君。
彼を観察していたら、社員の男に注意されていた。
僕は黙って飲み、2本目を注文したがバイト君は理解していない。
いつもの、中国人に瓶ビール2本目を注文した。
大学生かフリーターだろう。
髪の毛は女性のように束ね、金髪である。
だが、そのバイト君は真面目で言葉遣いが丁寧である。
僕は思った。
君は偉い!と。だって働いているではないか。素晴らしい事だ。
僕は、無職の身。障害年金が無ければ死んでいた。
週2回ほど王将へ行き、1日1600円ほど遣う。
だが、それも終わりになるだろう。
就職したら、昼にはいけない。
瓶ビール2本でいい気持ちになった。
昼寝しよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます