第146話次は僕の番

先日、母の就職先が決まった。次は僕の番である。

A型作業所に決めた。落ちる事はまずない。

だから、場所が近い所を探すのだ。

後は、仕事内容と人数。

単純作業だが、これで月8万円ちょっと貰えるなら、ありがたい。

だが、身体が慣れたらフルタイムの仕事を探そうと思う。でも、市役所職員の障がい者枠が後3回狙える。


僕には目標がある。働きながら生命保険に加入する事。僕は必ず嫁さんより、早く死ぬ。

保険金位は渡したい。葬式代に使って欲しい。

お母さんが生きていたら、保険金の一部をお母さんに渡して欲しい。

今日は、ちょっと憂鬱である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る