第340話パパ講師
今日は息子の学習塾の宿題を一緒に解いた。
数学、英語を習っているが今日は英語のみ。
息子はまだ、スペル間違いが多い。教科書とにらめっこしながら宿題を解いている。
「パパ~、コーヒーってどう書くの?」
僕は、溜め息をつき、
「coffee」
と、教えるがスマホで確認していた。
「パパ、意外に出来るじゃん!」
「お前は、パパを馬鹿にしてんのか?これでも、大学受験パスしたんだぞ!」
「でも、パパ大学1年で辞めてるじゃん」
「それは、パパのせいじゃない。経済的に問題があったのよ!そんな事、どうでもいいから宿題やれ!」
4ページの宿題を解くのに2時間かかった。
タバコ休憩をして、やってない宿題をやらせた。タバコ臭いと言われファブリーズを全身にふりかけられた。
英語が終わると、小学生の算数のフィボナッチ数列の問題を出した。
息子は、楽勝と言いながら飛んでもない数列を書き出す。
前後が関係する数列なので、これ足すこれで8とか教えると、思い出したようだ。
息子に中学校楽しいか聞くと、よく女子に顔の写真をLINEで送ってと言われるそうだ。すると息子はその子をブロックするらしい。
手前味噌だが、息子はイケメンである。
モテないハズがない。勉強も大事だがコミュニケーション力も身に付けてもらいたい。
部活は園芸部。これから、野菜や花の種を撒くと夏には結果が出る。
あんまり、息子の肩に重荷を負わせたくわないので、70%の期待をしている。
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