第493話男を見た!

今日は午前中用事があり済ませたのは11時であった。

定食屋の三嶋屋に行く。瓶ビールてざるきしめん定食を注文した。

暑かったから、ビールが美味しい。苦いだけの麦の炭酸水が美味しく感じるのは、オッサンの証拠。

昼のサラリーマンが押し寄せる前に飲んでしまおう。

ざるきしめんをつまみに2本目のビールを飲んでいると、はす向かいにお兄さんが座った。


年の頃は20代後半から30代。ガッチリとした体型で、Tシャツからは太い二の腕が見えている。

顔も悪くない。

このお兄さんの姿を見て、自分の過去の体型を思い出した。

ガッチリ体型で、胸筋、腹筋、が著しく発達して、名古屋のヤンキーに絡まれたが、僕が相手してやろうと振り向くと、ヤンキーの一人が、「こんな、マッチョに勝てないから」

と、仲間を引き留め、僕はきびすを、返した。


当たり前だ、自衛隊員から身体つきがいいと言われたんだから。

それは、過去。

いまは、醜いデブのオッサン。

今年で、デブ10周年アニバーサリーだ!

右足が非常に痛い。

運動をしないといけないが、こんな腐れ足では……。

ま、はす向かいのお兄さんよ!

デブにはなりませんように。

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