第45話思い出すと頭にくるバカ
1ヶ月前にある男と飲んだ。そいつは、朝の6時から焼酎と日本酒のチャンポンをしていて、12時に会ったときは酔っ払っていた。
コイツは酔うと必ず昔の武勇伝を話す。
ケンカだの殺しただの、聴きたくもないが1人もんだから、たまに飲みに誘ったりしていたのだ。
で、その時介護職35年の母の前で、介護職5年足らずのバカは、介護について大演説した。母は、コイツは全く介護を知らないヤツだと言う。たった、 5年弱で介護の何が分かると言うんだ?とも。
そして、僕の事を口汚く罵った。
「お前は、中卒のオレより頭が悪いんだよ!」
「お前みたいなバカが、小説書ける訳がない。バカはバカらしくしとけ!」
などなど、僕はブチギレていたが笑顔で対応して、そうそうに追い返した。
すると数日後、僕を口汚く罵ったバカは僕にお金を貸して欲しいと言う。
はっきり言って、コイツはバカだ。僕もバカだけど、コイツは人を何だと思ってるんだ。日曜日には返すからと言うので、5000円だけ貸してやった。それから、1ヶ月。トンズラした。
ま、分かっていたからいいのだが、こんなヤツとはもう、付き合いたくない。
電話も通じないし、何なんだコイツは。
思い出すと頭にくるバカである。
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