第206話鵯越えの逆落とし

源平合戦で思い出すのが、一ノ谷の戦い。

海と山に守られている平氏の軍勢の間延びした軍列の側面から、急勾配の坂から駆け降りて平氏を壊滅的ダメージを与えた義経の「鵯越えの逆落とし」は、ご存知だろう。

しかし、ホントに崖を駆け降りたのか?信じられない。

後世、誰かが改ざんしたのではなかろうか?

平家物語を鵜呑みにはできない。

得てして、歴史は時の権力者を敬うために改ざん、ねつ造は当たり前。


僕は、いつも歴史を勉強しているときは信じていなかった。

だいたい、ユリウス歴、グレゴリオ歴で年号もバラバラで統一したって、正しい年表ではないと僕は言う。だから、地歴公民教師の部屋でいつも、そのような主張をしたが教師は分かるがこれが教科書だ!と言う。


本当に鵯越えの逆落としがあったのなら、是非見てみたい。

僕は、行きたるを彰かにし、来るを考う。

と言う言葉が好きだ。

皆さんも、ゆめゆめ歴史の罠に引っ掛からないように。


本日の読み切りエッセイ、これまで!


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