第326話ザ・リバース

今日は父親の命日なので家族と飲んだ。

昨夜はウイスキーでやらかしたのて、缶ビールを6本飲んだ。つまみは、赤身や天ぷら。

そこまでは良かった。

しかし、帰宅して夜の薬を飲むと、吐き気がしてきた。

まさか~、ビール如きでリバースする訳がない。

しかし、腹ははち切れんばかり。

トイレで喉に人差し指を突っ込み、リバースした。

もう、何も出て来ないと言う所までリバースした。


僕は悟った。もう、若くはないのだと。

涙目でそう感じた。

胃がアルコールを受け付けないのである。

ならば、酒を辞められるか?と、問われれば、僕は辞めない!と答えるだろう。

バカに付ける薬はないのだ!

しかし、最近の体たらくぶりは目に余る。

もっと、いい生き方があるのに……。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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