第138話進路相談

昨夜、嫁さん姉妹は帰宅した。

社員旅行ではなく、プライベートな旅行だったらしい。嫁さんが、

「行きたかった?京都」

「うん、行きたかった」

「でも、あんたが痩せないと一緒に歩きたくない!」

「う、ぐぐ」

土産は、生八つ橋、漬け物をもらった。それと、フェイスタオル。

旅の話しの後、息子と嫁さんで進路相談会を開いた。

3人なら鼎談ていだんなんだが、そこはご勘弁を。


今までは、学習塾で算数、国語で50分授業であったが、中学生から数学、国語、英語の100分授業にすること決定した。また、テスト前対策講義も受けさせることにした。

授業料は今までの2倍以上。いや、3倍か。

情報処理の道がいいのではないか?と話だしが、嫁さんは普通科に行ってもらいたいようだ。

しかし、工業高校からも大学は狙える。

中学生の高校受験の内容が大幅に変革されたのだ。


後は息子の意思。大学より、専門学校を狙っているようだ。

好きを得意に伸ばしてやりたい。

僕とは違うのだ。それが時代である。

前髪ばかり気にしている息子だが、オシャレはみんなが通る道。だけど、塾に通って算数が55点ってどういう事?

僕は元塾講師。3年間徹底的に勉強させる。

鉄は熱い内に打て!だ。

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