第118話バカは死ななきゃ…

今日は母を連れてハローワークに行く。僕はいい会社を見付けられず、月曜日、また行く予定にした。母は手ごたえありで介護職の職場を数件見つけた。介護福祉士の資格は生かされている。

今回は母に新しい動きがあったお祝いに、駅二階の海鮮定食屋に寄る。

僕はいつものクセで、瓶ビールを注文してしまった。

お腹に染みるのに……。


僕の酒飲みの魂が温まり、結局、瓶ビールを2本飲んだ。

母は、ぶつぶつ言っていた。

「あんたは、アル中じゃないね?」

「まっさか~、祝いに飲まなくていつ飲むんだ!」

「言い訳ばっかり」

「うるさい!職を僕が見付けてやったんだぞ

!」

「関係ない」

不毛な口喧嘩をしてしまった。

飲んでから、2時間経つがお腹は痛くない。

まっ、いっか。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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