第211話お母さんを助ける

お母さんはお金がない。地元から名古屋に来たのだが、実家を取り壊し更地にしたがお金にならなかった。田舎は土地は安いのだ。

支度金で百万円ちょっとあったが、こっちの部屋を借りる時、相当お金がかかった。

また、一昨年前の父親の葬式で随分お金がかかった。

参列者は200人程であった。


僕は、今日お母さんにいくら持ってるか?と尋ねたら2000円と言う。

だから、僕は苦労して作ったお金なのだが、一万円貸してやった。

自分も苦しいが、2000円じゃやっていけない。

ようやく母は仕事の雰囲気に慣れたようである。

給付金が早く来ないと、僕も倒れてしまう。

こんな事を考えると、なるほど精神が不安定になるのは当たり前である。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る