第439話誇り高き求職者

仕事を探している。

明日の心臓の検査次第で、本格的に仕事を探そうと思う。

僕は今日は地下鉄、バスを乗り継ぎ職安へ向かったが、持病の右足の神経痛で涙が出た。

また、片頭痛も重なり最悪。

だけど、働きたいのでパートの仕事を検索した。もちろん、障がい者求人で。

しかし、ヒットするのはA型福祉作業所ばかり。

A型では二度と働かない。生産性の無い障がい者はすぐにクビになる。


僕は考えた。一般求人で障がい者も受け付ける企業を探そうと。

市役所試験は取り下げようか?と思案している。片道、1時間かかるのだ。

右足の痛みが振り返している今、市役所まではキツい。

だが、一般求人でも片道40分前後で通える会社を選びたい。

だけど、あーだ、こーだと難癖つけている場合ではない。

やれる仕事は何でもする。身体に負担の掛かり過ぎない仕事なら。

僕は思う。障がい者であっても、誇り高き求人者でありたいもんだと。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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