【11:デビュー作品数はどうでもいい。知りたいのは・・・】

 カクヨムを通じて世に出た作品数が、延べ1,000点を超えたというアナウンスがありました。

 恐らくそれから更に上積みされていることと思いますが、一年あたり平均160作品から170作品が出版されてきたわけです。

 一か月あたりですと、13冊から14冊くらいになります。

 この平均値が多いのかどうかは私にはわかりませんが、カクヨムを経由しての新作の出版は、安定した軌道に乗っているのではないかと思います。


 ですが知りたいのはそんな作品数ではありません。

 デビューした作家の人数と、その活動期間です。

 ただし、デビューして一年未満の作家さんは参考になりませんので、二年目以降(少なくとも一年は面倒を見てくれるでしょう)の様子が知りたいです。

 あまり細かく情報公開することは出来ないでしょうけれど、その年度ごとのデビュー人数と現在の残存数だけでもわかれば、少しくらい想像を働かせることは出来るだろうと思います。

 

 こうした話が少しでも伝わってくれれば、プロを目指す人たちの目安にもなるでしょうし、また少なからず現実を知ることが出来ます。


 先に書いた通り、そもそも作家とは請負業者(個人事業主)ですから、仕事が無くなれば収入が途切れます。

 そのリスクも考えてデビューを目指さなければなりません。

 あくまでも夢の実現ではなく、仕事としてシビアに考える必要があるかと思っています。


 道のりは長く険しいかも知れません。

 ですが自分の納得の行く限り、チャレンジし続けて欲しいと願っております。

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