【118:WEB投稿サイトは、何がウケるかわからない】
ホント、自信を持って公開した作品が、全くの凡作になるなんてこと、WEB投稿サイトで活動している方であれば、殆どの人が経験しているのではないでしょうか?
私もカクヨムが開設された当初から活動していますし、その前の幾つかのWEB投稿サイトも含めて、ずっと鳴かず飛ばずでした。注目もされず、多少読まれるものの、そのうち飽きられてしまう程度のものでした。
カクヨムに移ってきてからも、ほぼ鳴かず飛ばず。気持ちが切れかけていたことは事実ですよ。
実際一昨年(2022年)の春先はそんな状態になっていて、カクヨム上に載せていた作品を全部引き払ってしまいました。
形としては『読み専』でしたが、実際にあまり読んでいるわけでもなく、活動名をアカウントと同じにしてしまったのも、その流れからでした。PNなど必要ないと。
同時期に『小説家になろう』の方に登録して、少しずつ活動を始めていました。その頃はこちらの方に活動拠点を完全に引っ越すことを考えていたのです。
そんな中、『最近のカクヨムで感じたことのデタラメな考察』を載せ始めました。当初は十数話程度、好き勝手に偉そうなことを書いて、そこでおしまいということを計画していたのです。なのでストックはその程度しかありませんでした。
だから最初の頃って、意外ときついことや、皮肉めいたことを書いていると思いますよ。今まで腹にためていたことをぶちまけてから、完全撤退してやろうと。本気で考えていました。
でも・・・、何故こんなに読まれるんだっ!? 自分で言うのもなんですが、まさかのヒットです。決して狙って書いたものでは決してありません。
でも当初からバンバン順位が上がって、最高位で週間2位まで上がったときは、もうこれは止められないぞと。変な責任感を感じるようになりました。
それからどうにかこうにかネタを絞り出して書き続け、その合間にちょっとしたエッセイを新たに載せたり(一部は削除しましたけど)。
この評論・創作論作品のお陰ではありますけれど、今でも書いていることは思い付きですし、どうして読まれるのかがさっぱりわかりません。他にももっといい評論・創作論作品はあるでしょうに。
でも、この例はそれこそタイトルの通り、『何がウケるかわからない』の結果ですね。自分の折れかけた心を助けてくれた作品になりました。
同様に『小説家になろう』に載せている『TRPG冒険狂時代』というエッセイも、多くの方に読まれています。これも『小説家になろう』の使い勝手と様子を探るための捨て駒(元々カクヨムで掲載していたが、これも鳴かず飛ばずだった)だったのですが、予想外の結果でした。当時を知る方々がこのサイトを利用していることも、一つの要因だったようです。
なのでこちらも毎週一回の更新と、結構きついスケジュールが今も続いています。
それでも一つだけでも自分がやりがいを感じる作品があるというのは、素人の趣味作家としては幸運なことなのかも知れません。
本当は物語系が読まれて、そっちが人気出てほしいのですけれど、どうにもうまくいきません。
ブログ時代も含めて、いつの間にかエッセイ・評論みたいな方が読まれるようになってしまったようです。
それはそれで受け入れて、今後とも続けたいと思います。
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