【37:ランキング争いは正々堂々と】
最近、明らかに違うジャンルの作品が、横入り的に『創作論・評論』ランキングの上位に、突然現れることが増えてきました。
中には『創作論・評論』か『エッセイ』かグレーなものもありますが、明かな小説(と自らうたっている上で割り込むとは図々しいですけど)であったり、何かの紹介文(これはエッセイじゃないでしょうかね?)であったり。
上位に割り込んでくるということは、既にそれなりの評価を得ているから、その位置になるんですよね。
つまりそれなりに時間が過ぎているということ。
今更「うっかりカテゴリーを間違えた」では説明がつかないわけなのです。
新作スタート時であれば、設定の際のうっかりミスもあり得るかもですが、ここまでであれば、もはや弁解の余地はありません。
わかっていてやっているのだろうと思います。
本来のカテゴリーで正々堂々とランキング争いをすればいいだけのことですが、そこであると上位(ここではベストテン入りを示す)に入ることは出来ないのでしょう。
けど既にファンからの評価も高いと言えるのに、何故こんなせこいことをするのでしょうかね。
結果的に『創作論・評論』部門では、ジャンル外の作品が平然と上位に立つ異常な状態になっていました。
私以外にも気づいた人がいたことでしょう。
つまりは八百長です。
カクヨムにしても、『小説家になろう』にしても、その他のWEB投稿サイトにしても、鞍替えによる割り込みで、異種カテゴリーの上位に食い込む手法が、時々問題視されていたと思います。
何度かそれについての批判記事を読みました。
このカクヨムですと、PCで見る場合ならベスト4が、スマホならベストテンが画面に表示されます(一応、私のPCとスマホでの話です)。
これによってその日のPV数や★の取得数、「いいね」の取得数も大きく違ってくるのです(実体験で感じたことです)。
あまり流行っていないジャンルに鞍替えすることで、どんなに批判を浴びようとも、少なくとも一時的に大きな宣伝にはなります。
どこかのタイミングでスッと逃げ、何事もなかったかのように振舞うのでしょう。
こうした八百長をするのは、なりふり構わずプロデビューをしたいからでしょうか?
またはランキング上位に入って、目立ちたいからでしょうか?
いずれにせよ、実に意地汚い方法です
でも作家としてのモラルに疑問を感じますし、そんな作家に価値があるのかと。
仮にデビュー出来たとしても、モラルが改善されるとも思いません(これは本人の人格ですから)。
そもそも出版社側も人物像を精査してくるでしょうし、節穴ではないと信じています。
もっと問題なのは、こうした八百長が出来るシステムにあると思います。
専門外なので、そのプログラム的な対策方法はわかりませんが、それを考えて解決するのがプロの運営です。
せめて運営として、全ユーザーに向けての警告文を公開して欲しいものです。
ここで釘を刺しておかないと、無秩序になりかねません。
こうしたランキング争いの基本は、作家本人の良心によるものと思いますけれど、少なからずモラルの低いユーザーがまだいることは、カクヨムそのものの質を落とすことになります。
同じカクヨムで活動する身としましては、WEB投稿サイトは公平公正で、みんなが楽しめる場所であるようにと、常々願っています。
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