【番外編 その3:テーマに困った時は日記を書く】
(注)このネタは既に『最近のカクヨムについてのデタラメな考察』の第41話で使っていますが、今回はそのまま使います。
* * *
執筆を始め、書きたいと思いつつも、何を書けばいいのかわからない人たちも、ひょっとしたらいるかも知れません。
興味はあっても、テーマが見つからない。
若い人たち、特に中学生以下の子どもたちであったら、ありうることです。
けど、誰でも書けるテーマがあります。
既に今回の表題に使ってしまったのでバレバレですけれど、日記です。
日記はそのまんまエッセイになります。
迷っているくらいなら、まずはそこから始めましょう。
その日の出来事を事細かに書く必要はありませんし、書き残したいポイントだけ抜き出して、最初は五行程度の内容からでも十分です。
箇条書きでもいいです。
感想とか書かなくていいです。
とにかく指先を動かしましょう。
学校時代、長期休みの宿題として日記を出されるのは、まさに誰でも書けるテーマだからです。
執筆に興味のない人たちは面倒くさいだけで、酷な宿題にしかなりませんが、日本語の文章力を少しでも培う上では、ちょうど良い教材になります。
この日記、もう一つ利点があることをこの年齢になって気づきました。
宿題の日記でも、ちゃんと残しておけば良かったと、今更ながら後悔しています。
それは何故か?
この年齢になると子供の頃の出来事なんて、すっかり忘れているからです。
漠然とした思い出はあるものの、細かい内容まではあまり覚えていません(嫌なことはしっかり覚えているけれど、それは思い出とは言わない)。
大人になってバタバタしそうな黒歴史的な日記はやめておいた方が良いと思いますけど、日々の出来事程度は、箇条書きでも良いから取り敢えず残しておくと良いです。
その価値に気づくのはずっと先のことでしょうけど、記録として残すのは損ではないと思います。
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