【番外編 その6:大好きになれるキャラクターの必要性】
物語を書きたいのなら、自分が大好きになれるキャラクターを生み出すこと。
それに尽きると思います。
キャラクターって自分の分身なんですよ。
私くらいの年齢になってしまうと、子どもですね。
自分がよそ様で書いている下手くそな異世界ファンタジーも、キャラの多くは女性ですから、むしろ娘みたいな感覚です。
やっぱり、自分で生み出した女性キャラは大好きですよ(変な意味じゃないことを理解してくださいね)。
私のことは置いておいて、物語を書きたいと思っているのなら、まずは年齢・性別・種族などに関係なく、自分の分身とも言えるキャラクターを一人、二人、三人と生み出して、彼らあるいは彼女らを動かしていきましょう。
ストーリーなんて最初は何でも構いません。
それこそ、一日の様子をそのキャラクターが起床してから眠るまで、思いつくまま書いてみればいいのです。
何話分かテスト版を書いていくうちに、自然とキャラの性格面も形成されていきますし、ふわっとしていた周囲の情景も、少しずつ輪郭がハッキリとしていきます。
最初に世界観やある程度の舞台を整える作家さんも多いと思いますけれど、私はまずキャラクターを作り、動かしながら肉付けをしていきます。
言うなれば、キャラクターが案内役となり、世界観や舞台を描いてくれているのです。
そのためには、自分が大好きになれるキャラクターが必要になるわけです。
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