【108:プロ・アマ問わず作家は修羅の道を進む】
作家さんは昔に比べると格段に増えましたね。ここではプロ・アマ問わず、執筆活動をしている人たち全員のことをさしています。
あくまでも想像になってしまいますけれど、きっと修羅の道を進むようなものなんじゃないかなと、そんなイメージを持っています。
これだけ無数の作家さんが登場するとプロ・アマ問わず、その中で自分の存在感をアピールすることが必要になります。そのためには他とは違った発想、独特の物語を考え出さなければなりません。
だからなのか、異世界転生でも一風変わったタイトル作品が増えたように思います。一工夫だけではなく、二つも三つも、更にもっとこれまで考えつかなったような設定をぶっこんでいるのでしょう。
でも言い換えれば、それでも異世界転生ネタから脱却できていないと言えるわけですが、それはまた別の話で書いたことなので、ここでは書きません。
話を戻しますが、作家として長く生き残ることは、想像以上に苦難の連続なんじゃないかと思います。その中でも、自分が生き残るということは、ある意味周りを脱落させていくことも、少なからずはらんでいるはずと考えます。
言うなれば、自己中心的な考えかたです。特にプロデビューを目標としているかたや、プロデビューしているかたなどは、それくらいの気持ちじゃないと更に先へ進んでいけないのではないでしょうか? アマチュア路線の私が言うのも、何だか偉そうだと思いますけどね。
カクヨムだけではなく、全てのWEB投稿サイトは修羅の世界そのものに感じます。どこでもランキングのバトルが常に勃発していますしね。それぞれ問題もあるのではないでしょうか。
三十年前に比べれば、作品が誰かの目に触れるハードルが低くなった・・・、というよりもむしろ取っ払われたことにより、こうした修羅の世界のような流れになったと思います。
やっぱり手軽に利用できることが、大きな要因ですよ。良くも悪くも。
その結果が常時乱戦状態を招きました。今後も続いていくことだろうと思います。
ただこうした状況を悪く言うだけではなく、絶対的に良い面として一つ上げたいです。
それは執筆活動が社会的に当たり前になったこと。当たり前になるって、大変なことですよ。
以前はアングラな趣味でしたが、日の目を浴びるようになったことは、この三十年ほどの間では、最も大きい出来事であったと思います。
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