【107:カクヨムネクストがスタート】
【102】のところで、これに関するお話を書きましたが、その運用が始まりました。私は利用することについて興味がないのですが、お話のネタとしては興味があったので、ちょっと説明文などを覗いてみました。
通常の月額が980円とのこと。私は『1,000円程度が妥当』と予想しましたが、ほぼ当たりましたね。今の物価や利用しやすい価格帯を考えると、手を出しやすい金額はこの辺りだろうと判断したまでです。
ただし今後の値上げはあり得ますよ。1,500円くらいまでは上がると思います。
これだと文庫本に換算すれば、2冊読めばもとを取れる計算となります。
そもそも値段を決める際、『~キュッパ!(~980)』という形は、昭和時代に確立されたもの。多かったのは『1,980円』~『3,980円』くらいですかね。0が一つ二つ増えることもありますけど、語呂が良いのです。
キリの良い値段からちょっとだけお安くしていることで、消費者の心理を突いて買わせようと、そんな販売戦略を感じます(何かいわれがあった覚えがあるけれど忘れました)。
また『幾つかのプランがあるかも』と予想しましたが、それもありました。ただしサポーターズ・パスポートとの連携でしたので、ここは自分の予想とは外れています。
この組み合わせ、というか明らかに抱き合わせ商法ですけれど、サポーターズ・パスポートを更に普及させたいことが見えてきますが、裏を返せば実は思ったよりも利用者が伸びていないようにも感じます。
やはり元々が『無料』で利用できるものとして始まっていますし、今の時代は良くも悪くもそれが『当たり前』の考え方になっています(ここが本来、間違っていること)。物価高もますます酷いことになっていますから、サポーターズパスポートも、手を出しづらい商品と化しているのかも知れません。
カクヨムネクストも同様です。今は目新しさやキャンペーン価格もあって、当初の利用者は多いかも知れませんが、キャンペーンが終わった後がどうなっているかが、本当に知りたいところです。蜘蛛の子を散らすようにごっそり抜けることはないでしょうけれど、ある程度のユーザー減少はあるでしょうね。
またそれを踏まえて、カクヨム以外の陣営、特に同じようにバックがしっかりしているWEB投稿サイトも、何らかの動きを見せてくるかも知れません。それはそれで興味があります。
支払いはいわゆるキャッシュレス決済(クレカ決済またはキャリア決済)。今のところ一か月ごとの決済しかありません。今の時代は当たり前になってきましたね。
毎月自動更新ですから、止める際はちゃんとした手続きを忘れずに。こうした怖さがあるので、未成年の方は特に注意です。
サポーターズ・パスポート、カクヨムネクストと有料会員サービスが拡大しています。どちらもカクヨムの『ヨム』側の話になります。
でもそのうち、『カク』側の話も発生するのではないでしょうか? 書いて発表するためには定額の利用料を支払う必要があるとか、そうでなくても別途利用料を支払うことで、挿絵を載せられるようになるとか。
運営会社の性質上、ある程度地盤を築いたら商売に舵を切るのはむしろ定石。コストがかかるだけのコンテンツにするわけがないのです。
ただどこかがその方向に舵を切ったら、追随するサービスも出てくるかも知れません。
あくまでも勝手な予想を立てただけですけれど、WEB投稿サイトが生き残り、発展していくためには、今のままで終わることはないと考えています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます