【82:異種への転生が増えている】

 変ったものへの転生が増えていますね。

 以前であれば、異世界転生をして、その世界の人間なり(性別が変わることも含め)、種族なりに転生していましたけれど、今は思いもよらないものに転生しています。

 

 いわゆる『もしも』の世界です。

 この発想は昭和時代に既にありましたから、みんな好きなのでしょうね。

 ベースになるのは『もしも〇〇が××だったら』というお題から想像して話を作るもの。

 コントであればドリフターズ、大喜利だったら笑点になりますけれど、ここでは置いておきますね。


 まだ見ぬ未来の世界(未来人は何故原色のタイツみたいな服を着ているのか?)や、今と違う現代の世界など、そうした空想をイラストと文章に紹介したものは、結構多かったです。

 終末的なものだと、ホラー並みに怖くなりましたっけ。

 一種のSFなのだと思います。


 その形態を異世界転生・転移に応用して、異種への変換を考えたと、そんなふうに思いました。

 ありえない視点から世界を見ることで、想像の幅が大きく広がりました。

 幅が広がれば、それだけ面白いことが次々と生まれてきます。

 昔からそれは変りません。


 こうした発想、最初に考えた人はすごいですね。

 あっという間に広まっていきました。

 そんなふうにして色々な形の転生・転移が増えてきたと思いますが、次はどんな発想が生まれ、流行するのでしょうか?

 カクヨム発の更に上を行く斬新な発想、期待しています。

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