【75:キャラの設定年齢から見る違和感】
これはカクヨムというよりも、最近のライトノベルやそれを原作としたアニメなどに言えることなのですが、ここに書いてしまいます。
キャラクターには設定年齢がありますが、その年齢の割には、言動も行動も大人び過ぎているなと感じることが増えました。
今どきの流行りは、13歳から18歳くらいでしょうか?
中でも特に15歳から17歳という年齢幅は、昔から多い設定だと思います。
自然とそこに集約されてしまうのは、人生の中でとても多感で、人格形成において重要な時期だからじゃないでしょうか?
若い人たちであれば、あと三十年くらい生きたら、理屈じゃなく感覚で理解できるようになりますよ。
今回はそのことについては考察しません。
そうした年代のキャラクターが、やけに大人びているために、とても違和感を感じてしまうのです。
もちろん魅力的なキャラクターであることは認めますけど。
けど考えてみれば、違和感を感じるのは当たり前のこと。
だって作者さんが大人なのですから、無意識のうちに大人の言動や行動を投影していてもおかしくはありません。
あくまでも『そういう設定だから』と言われれば、そうなのでしょうけど。
だからと言って児童の心理とか、青年の心理とか、深く追及してしまうと、ライトノベルとしてはつまらくなるとも思います。
そういうのとは違うのでしょう。
児童文学とか、青年小説を目指しているわけではありませんからね。
そう考えると、ほどほどであれば、大人びている方が読者としても惹きこまれるのでしょう。
この考え方は書き手さん・読み手さんそれぞれです。
でも自分が書く下手くそな物語では、出来るだけこの点を注意しています。
今のその世代のことは全くわからないので、自分が過ごした当時のことを思い出したり、半ば空想したりして、キャラクターに当てはめています。
だからきっと時代遅れのキャラも出来上がっているはずですが、素人作品ですので、そこは気にしていません。
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