【124:選ぶのは趣味の延長線なのか、プロへの険しい道のりなのか】

 カクヨムに限らず、WEB小説サイトで活動されている『アマチュア』の作家さんに限定しますが、彼ら・彼女らはおおまかに二つの人種に分かれると思います。

 そのまま趣味の延長線上として歩み続けるのか、それとも分かれ道からプロへ向かう茨の道のりを目指すのか。


 それには自身の年齢(というよりも、残りの人生の時間と考えた方がわかりやすいかな)なども関係しているかと思います。

 若くなるほど、プロになりたいと夢と希望を抱くアマ作家さんは多いでしょう。ごく当たり前のことだと思います。

 逆に年齢を重ねるほど、その人数は減少していくものと考えます。

 そもそも年齢を重ねると色んな出来事が降りかかってくるものですし、あれこれ対処しているうちに時間だけが流れてしまい、気づいたらもっと歳を重ねた上に思うような活動が出来なくなってしまったとか。五十年も生きると、そんなことが既に当たり前の日常になっていますから。

 趣味として続けていられるだけでも、まだ運が良い方だろうと思います。

 

 けど私が考えるに、最も大切なことは本人にとって、どちらの道を選ぶ方がより楽しく活動が続けられるかだと。特にプロを目指すとなれば、どの道、苦難はつきものだろうと思います。それさえも楽しめるか否か、それに尽きるんじゃないかな。

 まあ、中には天才肌の人もいて、自然に書いているだけで、気づいたらプロになっていたなんて方もいるのかも知れませんが。

 

 私はこのまま、趣味の延長線上をひたすら進むだけです。書きたいことを書いて公開する。

 その方が気持ちが楽ですし、自分が一番楽しめることですから。読まれるかどうかは別としても。


 けどあと十年から十五年後、自分が仕事を引退したのちに、ボケ防止のためにあれこれと考えたり、資料を読み漁ったりして、チャレンジ的に何らかのプロを目指すコンテストを目標にすることはあると思っています。その年齢になれば年々残りの人生が短くなっていくわけですから、その程度のことを行っても悪くはないでしょう。 

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