3月30日 言うて男の子何もしなくて良いは県内全域なのね

 現代文でよく「日本人のムラ思想」を題材に問題が問われます。一年間で大量に解いたな……


 本日お話するのも「ムラ思想」についてです。

 珍しく真面目なおはなしかしら?


 なんでこんな話を急に始めたのって聞きたいよね。


 ことの発端は昨日に遡る。

 妹が弥彦(新潟の観光地)に遊びに行ったんですよ。

 神社が有名なところだから、行く前に彼女は私に、自分はお参りしていいものなのかと聞いてきました。

 昨年末に祖父が亡くなっているため、四十九日が終わってても、まだ喪が明けてないから控えるようとに私は伝えました。

 母親に再度確認をとっても「ダメだよ」と即答されてました。


 身内が亡くなってから一年間は神様にお願いごとをしてはいけない。神社の鳥居をくぐってはいけない。だから神社には行ってはいけない。


 これが常識だと思ってたんです。疑うことなく十八年を過ごしていました。


 世間では四十九日が終わったら神社行っていいんですね。絵馬書いてもいいんですね。


(妹から紹介された)Yahoo知恵袋見ながらすごい衝撃を受けました。

 こ、こ、これが日本の村思想なのか……!?


 問題文で得た知識しかないから簡単な事しか分からないんだけど、概要だけさらっと説明するね。

 かつて村と呼ばれていたような小さなコミュニティ内で、仕来りや掟を遵守する社会思想。守らなかったら村八分とか。そんな日本古来からの慣習。


 問題文で見たような例が目の前にあったんだね。


 妹は少数派であっても自分の常識が自明だと思いる人は可哀想だと言いました。


 私は世間と違うという理由でひとつの文化を無いものにしてしまうことは悲しいことだと思いました。


 どっちが正しいなんてないと思います。

 でも、その文化をどう繋ぐかの権利は既に私たちに委ねられているのかもしれませんね。


 冠婚葬祭って土地によってバラバラだと思いますし。

 なんてむずかしいんだ!




 誤解されそうなので最後に。


 うちは普通の禅宗です。日本史の教科書に出てる一般的な宗派です笑。

 ただ考え方がだいぶ古風な土地らしいです笑。(陸部は女子部長になれなかったり、長男長女は跡継ぎとか。え、戦前……?)





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