記憶の手帳

5月3日 セカンド・マジック

　最近、記憶の手帳がありがたいことにランキング急上昇しております。なんで？？ ありがとうね。

　そんな本日は成人式（2回目）です。私は冬のに出たので春の成人式はでないんですけど、夕方から中学の同窓会です。ドレスアップですよ。楽しみね〜！

　成人式マジックが起きないかしら。セカンドマジックが起こらないかしら。ちょっとだけ期待してるの。

　初恋の人は冬にあった時には素敵になっていました。もうちょっとだけ話したいな、なんて思ったりはしたけど、彼のことは思い出として宝箱に閉まっておきたいな。

　あのね、この前お友達と長岡の神社に行ったの。縁結びの有名なところらしいけど、私は合格祈願をしていたよね。1番大きい今の目標は教員採用試験だから。でもね、ちょっとだけお願いしたんだ。

「運命の人がいるなら君がいい」

「君」は私の幼なじみです。忘れた頃に夢に出て、困った時にばったり出会ってしまう君がいい。「雪を溶く熱」の美冬と秋人に近くもなく、遠くもない関係の君がいい。いちばん信頼してる、は君だけだった。言葉がなくてもわかってる、ができるのは後にも先にも君だけな気がしたの。

　今日は来るのかな。元気にしてるのかな。会えたらいいな。私はいつも期待だけをしているの。

　出会いが全て「偶然」ならば、それは小説よりもずっと出来すぎているわ。

　保育園から中学生。11年間ずっと同じクラスで。

　クラスメイトにまた一緒じゃんかよ、って冷やかされた時「このまま結婚でもするんじゃない？ そんな未来見えるわ」って私は真面目に言ってたんだっけ。

　離れて3年。失恋してから1ヶ月足らずでイオンで会って。

　柄にもなく舞い上がっちゃって、偶然にしてはいけない、離してはダメな人だ、って思ったの。

　そろそろじゃない？

　あの夏の日からそろっとまた3年だけど？

　運命の人がいるなら君がいい。

　君がまた隣にいてくれるならば、私は何だってできる気がしてるんだ。