8月1日 ひらめき美術館

 最近、我が家が誠に暑いので学校の図書館に避暑に来ています。お勉強しなければ、というのはわかっているのですが、やっぱり本読んじゃうし、小説書いてしまう。


 本日の一冊は

「ひらめき美術館」 結城昌子


 最近のお気に入りは画集です。

 ひらめき美術館は私が小学生のときに開いていた本です。

 小2のときの担任が図工の先生で、教室に何冊も先生の画集を置いてくださったり、世界中の画家の絵のコピーかなんかも掲示板に貼って紹介してくださるような素敵な先生でした。今日の一冊も当時教室にあった本です。

 いやーね、先週は明治大正あたりの美人画とヒロシマの被爆者の衣服の写真集開いていたんよ。今日何読もうかなーって目線上げた途端にカラフルな背表紙、見覚えのあるタイトル。思わず手を伸ばしてしまいました。

 私、小2でゴッホもゴーギャンも知っていたんだね。びっくりだよ。

 何年か前に原田マハさんの「リボルバー」を読んだの。ゴッホのお話なんだけれど、友達(ライバル?)のゴーギャンも出てくるじゃない。彼らがどんな絵を描いていたのか調べた時、星月夜もタヒチの女も見たことあるんだよな、なんて思っていたんですよ。ちゃんと記憶に残っていたんだね。

 あの時何気に聞いていた音楽、何気に触れた芸術を覚えているように、私も「この文章を知っている」と記憶に残るような文学を創りたいです。


 ちなみに私は印象派と大正の美人画が好きです。ぜひご一読~。


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