　毎週土曜日は、うちの陸上部は地域の小学生たちに陸上を教えています。陸上クラブ、かけっこクラブみたいなところです。そこの子供たちとの活動が、今日が今年度ラストでした。6年生は卒業です。

　入学してから私も活動に関わるのは2年目です。

　6年間ずっと続けている子もいるでしょう。今年がはじめましての子もいたでしょう。1年、いや2年ですっごく成長したな、なんてお姉さんしみじみ。仲良くなった子供たちもいっぱいいるからさ、もうこの子達と休み時間に鬼ごっこ出来ないんだ、とかちょっと癪だけど好きな人いないのー笑みたいな話も出来ないんだ、とか純粋に走る彼ら彼女らを1番そばで見られないんだ、って胸に来るものがあるよね。

　夏の大会でビックスワンに行った時、幅跳びの6年生の男の子2人を見てすごく感動したんだよね。新発田の競技場でもリレーで1位になった時は先生たちと一緒に泣いて喜んだんだよね。県で1番だったんだよ。それ以外でも、私よりずっと足の速い子なんて数え切れないほどいるし、未来が楽しみな子ばかりなんだ。

　君たちの隣に私が立つことは無いでしょう。

　それでも、あんな先生いたな、くらいに思い出してもらえるような存在になれていたかな？

　いつか大物になったら「私の大学時代の教え子」って私は未来の教え子たちに自慢してやるんだ。

　だから、大きく翔けてね。飛びたって！！