8月26日 世界で1番綺麗なのは私
前撮りしたよ。
ブリーチしたてのペールイエローのグラデーションの髪の毛を編みおろしして、マットな陶器肌に紅いリップ、アイラインとマスカラは黒でアイシャドウはピンクとブラウンでやわらかく。振袖は黒地に鶴松梅。金地の帯に帯締めは赤。
髪の毛を結い上げてもらって、化粧が施されていく過程を鏡の前で見るのはとても心踊りました。別人になっていくの。自分が自分でないみたい。
振袖もね、長襦袢を着て、振袖を羽織って、帯びしめて、帯締めして。だんだん華やかになっていくの。鏡の前の私が本当に嗚呼、綺麗だな、って思いました。お人形さんみたいだ、とか自分に感じるなんてね思わなかったよ。今日この振袖見せられねかった祖母はね、振袖着た従姉妹たちに「このまんまお嫁行けるわ」って声掛けてたの。二十年生きてて今日より綺麗な私はいません。だからさ、振袖着た孫たちに「このまんまお嫁行ける」って言っていた祖母の気持ちがすっごいよくわかる。私も行けると思った。早く成人式の日に見せに行きたいです〜。楽しみ〜。
追伸。友達に遭遇しました。美人でした。
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