記憶の手帳

1月26日 いちねん

　1年前の昨日は大学入試の面接試験でした。

　昨日は酷い吹雪で受験生の皆さんは大変だったと思います。私たち学生は休日をエンジョイしていました。

　お好み焼きパーティーをしていました！！

　ばかうめぇ！！！

　業務スーパーで買い出しして、バカでかいお好み焼き何枚も作って（お好み焼き粉は600ｇ）、デザートにチョコレートババロア（1リットル）と生クリーム（1リットル）を女子大生4人で食しました。カロリー計算はしていません。

　去年の私はこんな日が来るなんて考えていませんでした。

　初めて入った大学構内を、嗚呼二度とここを訪れることはないんだろうな、面接試験が最初で最後になるんだろうな、って目に見える雪景色を、古びた赤レンガの、冷えた廊下、目に焼き付けようとしていました。

　面接試験は自分の全てをぶつけました。

　共テで大コケしたのに、自分天才なのでは？？ と勘違いも甚だしい面接後のテンションでした。

　一年前のはると？

　女子高生がひとりで制服着て、スーツケースたがいて、お高いお寿司回転キラーして、カウンター席で頬張ってたよね。二度と来ない土地じゃなかったんだよ。ここは。

　あの日の夢は夢じゃなかった。

　ねぇ、あなたのお昼はひとりだけど、一年後のお昼は激安でお腹いっぱい。バカやってくれる友達が隣にいるよ。

　未来の後輩！

　受験お疲れさま。雪が解けた頃、会えることを楽しみにしてます。