4月14日 漠然とした不安感

 昨日のバイトは1時間の残業がありました。帰宅したのは余裕で日付回っていましたから、早起きは諦めました(と、言いつつも7時半には起床し、朝ごはんをしっかり食べた)。お天気が良かったので10時までに3回洗濯機を連続で回し、冬物全部洗って干しました。気持ちええな。お布団も干せたので、お日様の匂いで今日は寝れます。が、花粉のせいで? 鼻水は止まりません。ぴえ。


 うちのオカンがな、昼過ぎにLINEよこしたんよ。

 お父さんと植物園にお花見行ってきたみたいです。写真4枚送られてきた。個チャで。わざわざ。桜と、ツーショットと、父と母のピン写。


 デートの写真を娘に送るなぁー!!


(妹にも個チャで同じの送ってたらしい)


 娘にデートを自慢するなぁー!!


(なお、娘二人は彼氏なしです)


 虚しい!!


 そう、だからさ、漠然とした不安感なの。

 21歳。彼氏なし。ここ最近はまともな恋愛も出来てない。

 高一の時に失恋した時は「次は思わせぶりな態度を取らない男がいい」と言っていました。

 高三の春には「次は時間を律儀に守れる男がいい」と言いました。

 大学一年生では「初デートの映画の途中で帰るような男はもう嫌だ」と言いました。

 大学二年のつい先月に「一ヶ月で別れ話をするような男はもう選ばない」と心に決めました。

 段々と自分の中でのボーダーラインが下がりすぎて、世間一般の人がほとんど当てはまる、みたいになってきているようで、それが本当に惨めな気持ちでなりません。誰でもいい、なんて言いたかないのに。私の見る目が無いのかなぁ。次こそは、がちょっと怖くなる。


 この夏に三年生で教員採用試験を受けようと勉強してるけど、周りに勉強してる人も少ないからさ、自分が「今」していることは本当に正しいことなの?? と自分を見失いそうで足元が揺らぎます。


 将来がね、ぐらぐらしているの。霞んで見えているの。明るいはずなのに、今は仄暗い。


 手を差し伸べて、誰か導いてくれないかなぁ、なんて思ってしまうけど、自分が腐ったら周りも嫌な気持ちになっちゃうからさ。

 せめて、家族の前とか、友達の前。

 私は誰かの「太陽」になれたらいいな、なんて青い空を洗濯物越しに見てたわけなんですよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る