歩き疲れた~からの旅行だより

木~土にかけて行ってきた旅行の話です。

あ、本日の日曜日も朝から飼い犬の散歩に行ってきたので、今日も歩いてはいます。

 

旅行は徳島県~兵庫県。

仕事関連の仲間とともに行く旅行です。

まず家を出てJRで博多駅まで行き、そこから空港へ。

博多駅も広いし空港も広い。

でもまだ荷物が軽いので歩いても苦にはなりません。

徳島までの飛行機は左右二席ずつの可愛い(?)飛行機です。

離着陸が込み合っているとのことで予定時刻を十分以上機内で待機させられたうえでの離陸……機体が小さいのも相まって、めっちゃ揺れます。

上空の気流の乱れのせいとのことで、ドリンクサービスどころかベルトサインはつきっぱなしでした。

ほぼ「絶対安全」とわかっていても、離陸時に揺れるといい気分はしないです。

 

徳島は快晴!

着陸も無事に終わり、まずは酒造会社へ。

歴史が古い酒蔵前で説明を受けた後に試飲したり買い物したり。

日本酒飲み比べひゃっほ~(^^♪な酒飲みです。

……それでもまだ、飲みをセーブしててよかった。

あ、昼ご飯の会席弁当ではビールを少し飲みましたけど。

この後に控えていた見学箇所は『大塚国際美術館』

 

行かれたことがある方はおわかりでしょうが……とにかく広い。

世界各国の名画を原寸大で陶板レプリカにして展示してあるのです。

時代ごとに展示してあるとは頭ではわかっていても、とにかく所蔵数が多すぎてまともに見ていられない。

来館者数も多いし。

時々「あ、教科書で見た」と気づいて立ち止まったり写真を撮ったり。

山ひとつ丸ごとが美術館となっていて地上二階地下三階(外観は山のふもとに入口が開いていて頂上に建屋があるようにしか見えない)。

エレベーターはあるけれど待つのが面倒な私は階段移動。

おそらく全部屋ひととおり確認しましたよ。

このあと移動した宿泊施設も棟がふたつに分かれていて、ホテル内を移動するだけでも相当な歩数歩かされました。

この日の歩数、12,677歩。

 

二日目。

この日は渦潮を船から見て、人形浄瑠璃を見て、明石海峡大橋の構造を見学して……だから歩かずに済むと思ってました。

なので早朝に目が覚めた私はホテルの周辺を散歩して時間を潰しました。

確かに観光そのものではあまり歩くことはありませんでした。

橋の構造はとても興味深かったです。

構造物の内部見るのって好きなんです。

だけど……観光が終わって神戸のホテルに行き、夕食を食べた後に「自分で」やらかしちゃいました。

仕事関連の人たちで行く旅行なので懇親会名目の宴会です。

この日の夕ご飯はフルコース。

もちろんアルコールはワインを飲みます。

いつもは蒸留酒派の私ですが、せっかく封を切った醸造酒があるのに断るわけがない。

白赤ともに三杯ずつくらい飲みました。

二次会という話も出てましたが満腹だしと一旦部屋に戻りました。

でも、ヒマはヒマなんですよね。

ひとり部屋で気兼ねする相手はいないけれどヒマをつぶす相手もいない。

TVを観る習慣もないしと思いつきで散歩に出かけてしまいました。

目的は特になくぶらぶらと。

で、交差点で右手奥にコンビニが見えたのでそこを折り返しと決めて店に入り買い物を済ませいざ帰途へ。

 

──ここ、どこだ?

 

ホテルの玄関を左に出た歩道を直進して交差点でに曲がったのだから、こんどは交差点をにまがったら来た場所に戻れます。

酔っぱらっていてもそのくらいの判断はできます。

ありがたいことに道を覚えるのは不得意ではないです。

ただし、絶賛酔っ払い中です。

朝ごはん時にビール飲みました。

昼ご飯でビールとワイン飲みました。

夕ごはんでもビールとワインです。

そうなんです。

コンビニを見かけた交差点から信号を渡ったのを忘れて、で左に曲がってしまいました。

それに気がついたのは曲がってしばらく歩いたころ。

さっき歩いた感覚だと帰り着いているはずなのに、いまだにホテルの入口が見えない。

ホテルの方角を見ると遠くにホテルの電飾が見えます……田舎だったらその時点で道路を横断しますが、場所は神戸。

夜といえども交通量は多い。

横断歩道まで歩いて道を渡り、ホテル方面に歩きます。

着いた場所はの端の入口。

まあ、帰り着いただけいいのでしょうが。

とりあえず部屋のある階に上り部屋に行こうとしたら……一番遠いルートをとってました(迷路とはいわないけれど曲がりくねった構造してる)

部屋に戻ってベッドに座った……と思ったらいつのまにか寝てました。

この日の歩数、13,019歩。

 

三日目。

最終日は……北野異人館&南京町中華街&EXPO70パビリオン。

ハナっからと言わんばかりのコースです。

もう、多くは語りません。

とにかくひたすら歩きました。

天気が良くて暑い中をテクテクテクテク……。

太陽の塔、でかいよね。

今年で五十四歳だとか。横から見ると「カオナシ」だしね。

で、帰りの空港は伊丹空港。

いや、空港はもともと広いつくりをしています。

それはわかっています。

けど……伊丹空港広すぎやん。

バスを降りてチケットを受け取る前に買い忘れのお土産買いに行って。

チケット貰ってキャリーバック預けて保安チェック受けて搭乗口……どこまで歩かせるねん!ってくらい歩きました。

いつもは待ち時間には買うものなくてもお土産屋ひやかしで見て回るのですがこの日ばかりはその気になれず、待合室の椅子にただひたすら座ってました。

 

と、館内アナウンス。

──搭乗予定機の到着が遅れているので、出発時間が遅れます。

まあ、仕方ないよね。

さらに待ちます。

やっと搭乗。帰りは左右に三席ずつでした。

帰る方角には発達した雨雲が控えています。

いわゆる「上空の気流の乱れ」があるということ。

定刻より遅れて離陸した機体の先に待っていたのは……着陸の順番待ちでした。

福岡空港も結構過密ダイヤで離着陸しているのですよ。

待ち時間はずっと上空を旋回しているとのことですが、窓から見えるのは雲だけ。

ようやく順番がきて着陸できた機内を出て出口へ……これまた一番遠い場所で下ろされたようです。

荷物を受け取り解散してから今度は帰宅の途。

 

少しひんやりしていたので薄手のパーカー着ました。

到着が遅れたので当初予定のJRには間に合わないのがわかっていたのであわてず騒がず地下鉄で博多へって……なんで、こんなに人が多いん?!

当初予定の次のJR、急げば間に合うけれど人ごみの中走りたくない。

片手に重くなったキャリー、片手にかさばる手荷物、スマホ(機内モード切ってなかった)と財布とバッテリーはたすき掛けにしたバッグの中。

自分で想定した中で一番遅いJRに乗ることにしてひとつ前を見送りました。

 

いくら人が多いからってさすがに遅い便だと座れるだろうという淡い期待を持ってホームに上った私を待っていたものは……長~い人の列でした。

コンコースにいた時には気づかなかったのですがホームに上がってわかりました。

地元球団のホーム試合を観に来ていた人の帰宅に巻き込まれたのだと。

ユニホーム着てたりドームのお土産袋持ったり。

特急には乗り込めたけれど当然のごとくデッキで立っているしかありません。

相方にメールを打とうにも立っているのが精いっぱい。

暑くなったのにパーカーもぬげません。

もちろんメールで乗った列車を知らせることもできません。

次の駅で人がいくらか減ったので寄りかかれる場所を確保してスマホを取りだし──充電切れてました(´;ω;`)

 

モバイルバッテリーはバッグに入れてるけれど(預けられないから)コードはキャリーの中……。

次の駅でさらに人が減ったところでキャリーを開けてコードを取りだしてバッテリーに接続。

知らないうちに娘ちゃんからの着歴が複数回残ってました。

残り少なかった充電が切れた原因かと(汗)

とりあえず娘ちゃんにデッキで電話をかけて。

次の駅で人が減ったので車内に移って相方にメールを打ちました。

途中暑くて気分悪くなったり、お腹空きすぎたのか腹痛おこしたりしながらもなんとか帰宅できました。

本日の歩数、17,719歩。

 

三日間の合計で43,415歩でした。

 

そういえば伊丹空港での待ち時間に三日間の歩数の話をしていたら同行者のオジサンひとりが言いました。

「そりゃ、足が短くてちょこまか歩くから歩数が増えるんだろ?」

 

 

──殺意が湧きました。

でも、そのオジサンが背が高い分足も長いので、言い返せないんですよね。

 

 

いろいろありましたが、楽しい旅行ができたことに感謝です。







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