優しくない
今朝のNHKラジオ第一の番組で、『コロナ渦で取り残される視覚障害者』という番組がありました。
成人になってから視力を失われた方への取材によるものだったのですが、ここ数年のコロナの影響で『対面での接客』を極力行なわない店舗が増えてきています。
私自身、人ごみって嫌いだからコロナ以前の大混雑よりも今の人が少ない状況のほうがありがたいです。
支払いもキャッシュレスだったりセルフレジが増えてきて、わずらわしさは減りました。
飲食店での注文もタブレットからのところが増えたので、呼んでもなかなか来てくれない店員さんへのイライラや、聞き間違い・言い間違いからの注文ミスも減ります。
でも、それって視覚障害者の方には【優しくないシステム】なんですよね。
ああいうシステムって音声では説明を行なってくれてないから。
(視覚障害者には不便なシステムだよな。でも不便なのは視覚障害の方だけで、聴覚障害の方は使えるんだし……)
と、一瞬だけ思った私はアホでした。
確かに最近は高齢者でも楽々とスマホを扱ってます。
だけど、今ウチにいる叔母さん(90超)はガラケーすら使ったことがない人で、スマホなんてトンでもございませんの人です。
でもって耳が遠いです。
耳元でゆっくり大きめの声で話せば聞こえます。
そういう叔母さんみたいな『耳が不自由な機械に疎い人』がやむなくひとりで外食しようと、そういう店に入ったら?
画面を見ても、タッチすればいいとはまずわからないでしょう。
店員さんを呼び止められたとしても忙しい時は、そこまで時間を割いてくれるとは限りません。
じゃあ、誰かと一緒に行けば?
99%誰かが一緒に行けてても、万が一の1%がありえます。
パネル操作に限らずソーシャルディスタンスにも困っていると、取材を受けられた方はおっしゃってました。
盲導犬を連れているので移動には問題は少ない。
だけどレジなどで待つときに、ちゃんと訓練を受けている犬ゆえに前の人との距離が開いたら詰めようと動くらしいのです。
……これから先も今のコロナ対応が続くと仮定して、ソーシャルディスタンスが取れる訓練をされた盲導犬がでてくるかもしれないですね。
ちょっと前に行ったラーメン屋と昨日行ったうどん屋。
そのどちらもがタブレット注文で、タブレット系に疎い相方は操作方法に戸惑ってました(私が注文した……初めて行った店)
比較的若くてPCやスマホに慣れてても戸惑うんだもん。
誰でもが簡単に使えるようなシステムであってほしい。
さて、今日の夕ごはん。
おでんも残り少なくなってきています。
でもダシが結構残っているんですよね。
残りごはんで雑炊にするか、ダシにカレー粉入れてうどんを入れるか迷い中です。
今日の昼ごはんで叔母さんと相方がどのくらい食してくれるかによってメニューが変わりそうです。
あ……もらったちりめんを佃煮にして小鉢もつくろうかな??
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