　最近の児童書を見て思うこと。

　表紙の絵が、メチャクチャ可愛い！

あ、もちろんホラー物はそれなりに不気味に描いてありますが。

それでも可愛い。

それにならって、本文の挿し絵もとても可愛い。

読み物系だけかと思ったら、伝記などの表紙絵や挿し絵も可愛いんですよね。

というか、最近は文字だけの伝記が少ないのですが(汗)

マンガがメインでストーリーが組み立てられていて、巻末の方で少しだけ文章説明がおりこまれている。

マンガでストーリーをなぞって、読んだつもりになってるのかな？

　もちろん、マンガであろうと構わないんですよ。

伝記とか、名作ものの児童用マンガを何冊か読んでみましたが、ちゃんと書かれてます。

でも、子供時代に『ほぼ文章だけ』の伝記や物語を読んで過ごしてきた身にとっては、マンガだとその偉人や登場人物のイメージがせばまってしまいそうで、もったいないなと思っちゃうのですよ。　

たとえば時代が古くて写真も残ってない人たちの伝記を読むときって、その偉人の姿をイメージしながら読んでませんでしたか？（誰に問うているんだ？）

もちろん表紙絵はあったし、全然可愛くない挿し絵もあったけれど、手の上げ具合とか、子供と遊ぶ時の優しそうな顔とか……こんな感じで上げてたのかな？と想像していたように思います。

　子どもたち（ほんとは、大人も含めたい）が、とっつきよくするためにマンガを読んで、さらに同じものを文字の本で読んでくれるようになったら嬉しいんだけどなと感じるのでした。

子どものころ『ああ無常』を読んで、大人になって『レ・ミゼラブル（全５巻）』を読んで……。

このボリュームを、児童書一冊にまとめた人『神』と思ったのは内緒ですｗｗ

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