セールス電話
自営業やってると、仕事以外の電話もかかってきます。
いわゆるセールス電話というやつです。
コピー機・複合機だったり、電話機だったり。
株や証券なんていうのも、かかってきます。
先日は、HPを作りませんか?という電話が、かかってきました。
「はい。もしもし」
ウチは、基本はこの応対です。
社内了承済みです。
仕事がらみの相手様は、直接携帯にかけてくるので問題が少ないのです。
携帯に、知らない番号からかかってきたら名乗らず出るのと同じスタンスです。
こちらが名乗らないので、逆に一瞬出鼻をくじかれたようで間が空きます。
“ちゃんとした用事”なら、ウチの社名を言って『……さんですよね?』と言ってくださいますから。
電話の向こうの方は気を取り直して話し始められます。
『お忙しいところ、申し訳ございません。わたくし〇×(いかにもITっぽい名前)の△□と申します。本日、お電話差し上げたのは……』
早い話が、ウチのHPを作成して集客アップを図らないか?
というものでした。
「あ~。うちは、いいです」
『作られなくて、よろしいということですか?』
「ええ。必要ないので」
『お仕事は、公共がメインということでしょうか?』
まあ、役所かかわりの仕事が多いのは確かだし……。
「そういうことになりますね」
『そうでありましても……(セールストーク)』
「いえ。せっかくですが結構です。もし必要となった場合には“作ります”から」
『ご自分でつくられるということですか?』
「まあ、必要だったら、ですが」
『承知いたしました。もしまた何かございましたら、いつでもおっしゃっていただきますよう、お願いいたします。それでは失礼いたします』
作りますとは言ったけど、”自分で”と言ったのは相手さん。
あえて主語を言わなかったおかげで、勝手に解釈してくださいました。
営業電話……大変だろうな(汗)
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