無茶ぶり

とある相互フォローの方のエッセイを読ませていただいて思い出したこと。

 

その昔実家で使っていた調味料ケースは、引き出しが三つ並んでいるタイプのものでした。

本体が赤色でケースたちはクリーム色っぽくて。

うちでは左端が砂糖で真ん中が塩、そして右端にはが入れてあったと思います。

 

ある日、台所に立っていた母親が私に言いました。

「奈那美ちゃん、お砂糖とお塩の区別わかる?」

「わかるよ」

「どうやって?」

「少しだけ指につけて、なめたらわかるよ」

「そんな方法じゃダメ。見ただけでわかるようになりなさい」

 

 

……当時、小学校低学年。

お料理がどうの以前にまだ『家庭科の授業』すら受けてません(汗)

というか、砂糖と塩も扱わせてもらったことがありません。

その後、大人になってから『砂糖は塩よりもしっとり感があって見分けられる』ようになりましたが……天然塩の中には砂糖かと思うくらいのしっとり感があるものも存在するんですよね。

全く同じケースに少量ずつ入れて並べたら、もしかしたら見分けがつかないかもです。

(若干色味とかが違うのでわかるとは思いますが)

 

というか……思い出すにつれ、我が親って無茶ぶりが多かったんだな~(汗)

 

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