ななめむきの日々

彼岸

　今日は秋分の日。

秋彼岸のお中日です。

なので、お仏飯のほかにおはぎもお供えします。

　おはぎとなると、粒あんで小判型……ではないのです。

我が家は『きなこのみ』のおはぎなのです。

家族みんな『あんこ』苦手です。

食べること『は』可能です。

アレルギーとかではないので。

でも、好んでは食べないのです。

ちなみに舅姑も、『きなこのみ』おはぎでした。

　ところで、実家の父は大のあんこ好きで、実家で作る手伝いをしていたときは、『こしあんおはぎ』しか作ってなかったのです。

そんな私にとっては、目からうろこの『きなこだけ』おはぎでした。

姑が作るのを見よう見まねで初めて作ったのが、もう何年前になるやら。

　きなこおはぎが好きだといっても大量には作りません。

もち米一合分だけです。

小さめの炊飯器で一合炊いて蒸らします。

そのあとボウルに移して、木べらで突き崩すようにこねていきます。

米粒が残った感がある半餅状態になったら、小さめの小判型に握ります。

平皿にきなこを振っておいたところに、握ったものを並べます。

9～10個くらいが、我が家のベストサイズです。

並べたら、きなこと上白糖と塩少量を混ぜたものを、好きな量かけてなじませます。

これで完了。

　今日は、9個できました。

お仏壇に1個。

家族3人が1個ずつ。

近所に住む姑妹に2個おすそ分け。

あとは明日墓参りをしたら、今年の秋彼岸のミッションは完了です。

　あ……墓参りのお花買いに行かなくちゃ。