ななめむきの日々

小さな親切

　ペットボトル。

以前に比べて、ラベルを剥がしやすいようにミシン目を入れて加工したり、剥がす部分を目立たせてくれています。

ずっと前の、ものによってはハサミで切れ目をいれないといけなかった頃に比べると手間が減りました。

……ハサミがすぐに行方不明になるんです、我が家。

なので、ラベルを剥がす手間よりもハサミを探す方に手間取っていたのですが、最近はその手間が減っているのです。

……じゃなくて。

ラベルが剥がしやすくなっててありがたい、というのが話の発端です。

　ところで、近所のドラッグストアは購入金額に応じてポイントをつけてくれます。

なおかつ月末に抽選会を行なっているので、抽選券なり抽選補助券を会計の際にくださいます。

500円につき抽選補助券が1枚、補助券が10枚で抽選券1枚分の換算です。

薬だけではなく、お酒とかお米、ちょっとした食品も取り扱っています。

毎月それなりの買い物をするので、抽選券もぼちぼちの枚数がたまります。

たまると言っても、抽選が1～4回分とかそのくらいですが。

　先日も、月末に抽選会に行ってきました。

今回は2回です。

ガラポンのハンドルを2回回す。

1個目は白……はずれです。

2個目は……末等、水のペットボトルが当たりました。

買い物後だったので、そのままマイバックに入れてもらおうと思ったら、担当のお姉さんが『念のため』とお店のシールを貼ってくれました。

ありがたいことです。

　数日後、そのペットボトルの水を飲んだ後、捨てるためにキャップを外し（これは集めてるので捨てません）、ラベルを剥がそうとしました。

なのに……剥がし口が見つからない？

捨てるだけだからと電気をつけずに、うす暗いところで。作業してました。

くるくるくるくる……回しながら指先の感触を頼りに探すけれど、どうしても見つからない。　そんなはずは……？？諦めて電気をつけました。

そこで目にしたものは。

　剥がしぐちに沿ってきれいに貼られたお店のシールでした。