作中人物

 今朝、いつもの時間に起きて所用を済ませたのちに朝シャワーしてました。

髪を洗いながら、今書いてる話(まだ書いてる途中で非公開)が行き詰っているので、無理なく展開できる突破口を考えてました。

これがファンタジーとか転生物だったら、たとえば『突然神があらわれて』とか『異能力に目覚めて』との展開に持っていって解決することも可能だと思うんです。

でもそうはいかない……と、そこに急に横入りしてきたヒトがひとり。

風呂場ではなく、私の思考の中になのですが。

 

 そのヒトは、突破口を与えてくれるわけではなく、ただ“自分を登場させろ”と自己主張してきた作中人物のひとり。

話の結構最初のあたりにちらっと、名前も何もなく主人公の関係者として出て来てるだけの人。

もちろん台詞なんてひと言もない、大事だけど『ただのわき役』なのですよ。

その人が“出せ~出せ~”とうるさいんです。

私の思考の中で勝手に動いて、今時点の問題が解決すること前提で、その先のエピソードに出たがってるのです。

その時の自分の台詞や行動までも、勝手に決めてる。

そこで出てきたいんだったら、今の問題の解決法を一緒に考えてくれればいいのに、『それは作者の仕事』とばかりに知らん顔を決め込んでいます。

 

 出してやるかどうかは、私の胸先次第……と思いつつも、無下にできないのが今の現状です。

でも……出してあげるには、今の足踏み状態を解決しないといけない。

作者が作中人物に使われるって、どういうことよ?と思いつつ、解決案を模索中です。

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