コンピューターおばあちゃん

 今朝のNHKラジオで聞いたネタです。『みんなのうた』ではありません。

 

 といっても、家事をしながら聞いていたのでところどころしか記憶していないのですが。

なんだか、80代のおばあ様がご自身がプログラマーとして『高齢者向け』のスマホゲームアプリを開発されたとか。

タップのみで動作する、単純明快なパズルゲームだそうです。

なぜタップのみか……

“高齢者は指先の水分が不足しがちなので、スワイプだと反応しにくいと思った”だそうです。

さすが、目のつけどころが違います。

その方、PCに親しみ始めたのは60歳くらいからだそうですが、幾つになってもチャレンジ精神と好奇心が旺盛なのは素晴らしいことと思います。

 

 で、聞いてて思い出しました。

私の身近にも、そんな年寄りがいた事を。

それは実母(故人)と実母兄(健在)です。

先述のおばあ様のようなスーパーではありませんが、2人とも『70歳になってから』PCに触れはじめました。

もちろんできることは、年賀状をはじめとした通信文を作成・印刷することやデジカメで撮った写真を取り込んで加工する。

あとは日記を書いて保存するくらいでしょうか。

伯父の方はわかりませんが、母は凝り性でもあったので“知りたいことが聞けるから”とパソコン教室にまで通ってました。

母がやる程度のことだったら私もできるので、「わからないことがあったら、私に聞いたらタダなのに」と言った事もありますが、それはイヤだったようです。

どうも『娘に負けていられない』というライバル意識もあったようです(笑)

負けていいのにね~。

実父(故人)なんて機械音痴なの隠さずに、さっさと諦めて私や母に丸投げしてたのに。

 

 幾つになっても好奇心を忘れずチャレンジする。

そんな真似が私にできるかな……そう考えさせられた朝でした。

 

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