ななめむきの日々

嗚呼、勘違い

　昼休憩が終わるころ、娘ちゃんから不在着信があったことに気がつきました。

折り返しに電話をかけるけど出ない。

だったらメッセージでも入っているかとLINE開いてみました。

LINE……来てました。

彼女の小学校～の友人のお母さんが亡くなった。

家族葬だから、御霊前だけでも持って行ってから帰る。

包む金額は１か３でいいよね？

ということが書いてありました。

そのお母さん。

特に仲良くはなかったけれど、娘の同級生の親だから知ってます。

スーパーとかで会ったら挨拶なり会話はします。

十数年前に旦那さんが亡くなったときは参りに行きました。

なので娘に返信しました。

ママの分も立て替えておいてくれたら、帰ってからお金をあげる。

つつむのは３でいい。

立て替える分のお金は持っているか？

ほどなくして電話がかかりました。

「ママ……立て替えられないことはないけれど、ちょっとキツイかも」

え？

二人分合わせて６がキツイとな？

バイト代（娘は必殺アルバイター）いくらバイト代が安いといっても、家計に幾らか入れろとは言ったことないし。

実家住まいだから家賃光熱費無料だし……？？？

そう思っていたら彼女が言いました。

「だって……やっぱりいくらママから半分戻ってくるとしても６万はキツイよ」

チョイ待て！！！

御霊前に３万包むつもりだったんか───い！

いや、包めるんだったら、包みたいんだったら３万が５万でもいいんですよ。

でもウチの相方のような自営業者でも、知人クラスだったら５千円で済ませることが多いです……つき合いの程度で上方修正することはありますが。

なので、その旨を伝えました。

以下、親子の会話

「え……３千円でいいの？」

「ネットで調べなかったの？」

「調べたら３～５千円ってなってたけど、そんなに安くっていいの？って思った。あとネットが嘘ついてるんだろうと思ってた」

……そんなフェイクニュースはありません（汗）

これが披露宴だったら、３万円～かなぁ（友達なら）ってなりますけどね。

娘ちゃん……

「聞いててよかった。これで覚えた！」と言ってました。

そのあと

「仕事の制服（作業着ではない）だけど、いいかな？」

と聞いてきたので

「通夜は駆けつけるものだから、よほど華美でない限りは大丈夫＆家族葬だし」

と言っておきました。

親戚が家族葬したときも、最後に世話になっていた介護施設の人は仕事着で参ってくださいましたしね。

まあ……金額云々は置いておくとして、参りに行くという心がけは大事です。