第34話 放課後・・・ (2)

「一緒に行こう」


自転車で公園に・・・。

そして、二人は恋人つなぎをしながら歩いていた。


「この公園の夜景って綺麗だよね」

「うん。これが好きで、よく走っているんだ」


「けど、桜美はかわいいから、気をつけてね」

「ありがとう。

 今度から走る時は、信長を呼ぶね」


「うん」


二人は幸せな時を・・・。


「一つお願いしても良いかなあ?」

「何を?」


「キスをしても良い」

「そんなの聞かないでよ。

 恥ずかしいから・・・」


「ごめん」


僕は桜美を抱きしめながらキスをした。


二人ともファーストキスではなかったけど、すごく甘い時間を・・・。


「あっ、さっきはごめん」

「どうしたの?」


「言葉にしないと、キスをして良いかわかんないよね」

「まぁ・・・」


「察するなんてしたら、秀吉だと・・・」

「そうだね。

 こういうのって難しいね」


「うん。けど、ごめんね。

 私のファーストキスじゃなくて・・・」

「僕だって、ファーストキスじゃないから・・・」


「そうだよね。4年もつき合っていたもんね」

「うん・・・」


「参考までに、どこまでしたの?」

「おっぱいを触る所まで・・・」


「なんで、その段階なの?」

「愛美の家も、僕の家も常に親がいるの。

 テレワークで・・・。

 だから、その段階までなの・・・。

 外でできるから・・・」


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。 


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される。

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触らせていないらしい。 


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

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