第120話 就職活動(3)

信長は、夜中に一人で起きてぼーっとしていた。

隣には、桜美が寝ている。


全然、就職が決まらない。

どうすれば良いんだろう。


桜美と産まれてくる子供の為に頑張りたい。

けど、全然、就職先が決まらない。


エントリーシートに家族の事を記入させる会社は、そのタイミングで次には進めない。

面接でも同じだ。


嘘をついて家族を隠す方が良いのか・・・。


けど、そんな事をして入社しても長続きしない。

そんな気がする。


何より、桜美と結婚して子供がいる事に誇りを持ちたい。


それなのに嘘をつくなんて、できない。


嘘をついて会社に入社したら、解雇されるかもしれないしね。

そんなリスクは・・・。


「信長、どうしたの?」


桜美が僕の方を見ている。


「ごめんね。起こしてしまったみたいで・・・」

「私は大丈夫。

 信長こそ、大丈夫?」


「大丈夫だよ」

「そんな風に見えないけど・・・。

 就職活動の事じゃないの?

 夫婦なんだから、私に話した方が楽にならない?」


「まぁ、就職活動がうまくいかなくて悩んでいるよ。

 僕に実力がないから仕方ないんだけどね」

「そんな事はないと思うけど・・・。

 今は、信長の得意分野の求人がないよね。

 あとは、この地域は、ITエンジニアに対する評価が低いエリアなんだって。

 派遣されてくる人が多いらしいの。

 自動車業界を含めてITエンジニア買い叩く企業が多いから、良いエンジニアは、別のエリアに行く人が多いんだって」


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武田信長:大学3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 その冬には、子供が・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

武田桜美(さくら):大学3年生(旧姓:浅井)

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 そして、子供を妊娠する。


朝倉咲良:大学3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。


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