第68話 夏の甲子園

夏、僕たちの高校の野球部は、春夏連続で甲子園出場を決めた。

松永が活躍したらしい。


別に活躍しなくても良いのに・・・。


「野球部が甲子園出場を決めたね。応援に行く?」

「経験の為に行きたい気もするけど、受験だしね。

 この夏は勉強を頑張るつもりだし・・・。

 春の甲子園も良かったと思うけど、夏も一回ぐらい行きたい気もするんだよね」


「そうだよね。あと、松永が活躍すると、嫌なんだよね」

「そう?最近は気にならなくなったよ。

 もう、空気のように思ってる。

 会わないし・・・」


「僕は、あいつに勝てるのが勉強だけだから、少し劣等感が・・・」

「信長の方が魅力的だから、気にしない方が良いよ」


「ありがとう。いつも桜美に救われているよ」


甲子園の決勝まで進んだので、僕たちは、応援に行った。

デートと思って、気分転換に・・・。


『かちわり氷』


春の甲子園の時には良さが解らなかったけど・・・。

夏の甲子園では、冷たくて良かった。


ただの氷水なのに・・・。


雰囲気だけかもしれないけど・・・。


この夏の甲子園。

スポーツ新聞を見ていると松永の文字が多かった。


凄く活躍している。

ドラフト1位確実みたい。


なんで、あんな奴が・・・。


けど、甲子園のマウンドを見ていると、かっこいい。

それだけは解った気がした。


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武田信長:高校3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校3年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。

 その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。

 プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌する。


浅井桜美(さくら):高校3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  


朝倉咲良:高校3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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