第69話 なんで。こんなところで

僕は参考書を買いに行くために駅に向かっていた。

踏切で電車が通り過ぎるのを待っていた時に、女性が踏切を潜って中に・・・。


僕は慌ててその女性を線路の外へ・・・。


「危ない!」

「何するの!死なせて!」


その女性を見てびっくりした。


愛美だった。


「愛美、どうしたんだ?」

「信長・・・」


愛美の肩を揺する。


「どうしたの?」


・・・


愛美は何も答えない。


「愛美、なんで自殺なんてしようとするんだ?」


愛美は呟いた。


「もう、生きている価値なんてないから・・・」

「どうしたんだ?

 僕が言うのも変だと思うけど、良かったら力になるよ」


「信長・・・」


愛美は大泣きしていた。

僕はそんな愛美を抱きしめていた。


しばらくして愛美は泣き止んだ。

そして、一緒に近くの公園に行ってベンチに座った。


「どうしたの?」

「実は、秀吉の子供ができて・・・。

 それで秀吉に言ったんだけど、突き放されて・・・。

 もう、どうしたら良いか解らなくて・・・」


「そうなんだ。愛美は、松永の事を愛しているのか?」

「そんな事はない。もう、ずっと脅されて・・・」


「脅されているのか?」

「うん」


「何で脅されているんだ?」

「あたしとセックスした動画を公開するって・・・」


「そうか・・・。親には?」

「そんなのできる訳ないじゃん」


「そうだよな・・・」


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武田信長:高校3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に・・・。

 

松永秀吉:高校3年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。

 その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。

 プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌する。


浅井桜美(さくら):高校3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  


朝倉咲良:高校3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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