第50話 クリスマスデート (4)

ホテルに着いた。


ホテルというより旅館?

和室のお部屋に布団が2組。


まぁ、緊急事態だったから、仕方ないけど・・・。


「信長、ごめんね。雰囲気良くないよね」

「そんなの気にしないでよ。

 すごく感謝しているんだから・・・」


「お風呂は大浴場があるらしいから、私、行ってくるね」

「うん。僕も行くから・・・」


二人は大浴場の前で別れた。

正直、あんまり綺麗じゃない。

雰囲気も・・・。


けど、二人で一緒にいる事ができる時間が長くなって嬉しい。

お風呂から出ると、桜美はいなかった。


ベンチで座りながら、桜美を待つ。

もし、僕が桜美に無理やりしたら、信頼を失う。

それだけは避けなければならない。


そして、帰って来た。

浴衣姿がすごく色っぽい。


「ただいま」

「おかえり」


「待った?」

「いや、さっき帰ってきたところだから・・・。

 浴衣似合っているね」

「ありがとう」


二人でお部屋に・・・。


部屋には布団が敷いてあった。

隣同士に・・・。


「布団離した方が良いよね」

「別にどっちでも良いよ」


「そのままでも?

 僕が襲っちゃうかもしれないよ」

「襲う気があったら、離しても一緒だと思うし・・・。

 信頼しているから」


二人は布団に入った。


少し経過して、僕は桜美を見た。

寝ている感じだった。


安心される存在・・・。

男としての魅力がないのかなぁ。


少しして、僕はそのまま意識がなくなった。


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触らせていないらしい。 


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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