第93話 今後の進路 (1)

大学3年生の冬。


桜美が困り顔。


「桜美、どうしたの?」

「ちょっと・・・」


どうしたんだろう?

桜美らしくない。


何があったか解らないけど・・・。


・・・


時間だけが経過していく。

そして、意を決したように言った


「信長、私、たぶん妊娠した」

「えっ!? なんで・・・」


「わからない。

 けど、どうすれば良いのかも・・・」


桜美が泣いている。



僕はその姿を見て、桜美を抱きしめた。


そして、いろいろ考えていた。


僕は、取り返しのつかない事をしてしまった。

コンドームはしていたけど・・・。

なんで・・・。


そういえば・・・、たまにコンドームが破れていた時があったけど・・・。

どうすれば良いの?


全然、まとまらない。


頭の中には、ドナド〇の歌が流れている。


二人とも無言だ。


何か話さないと・・・。


「ごめん。僕の責任で・・・」

「信長の責任とは思っていないけど・・・」


「桜美は、どうしたい?」

「堕ろせって言わないの?」


「最終的な結論は解らない。

 けど、一番良い方法を考えないといけないと思うんだ」

「そうね。正直、産みたい気持ちもある。

 けど、まだ、学生だし・・・。よく解らないよ」


「お母さんには相談したの?」

「まだ・・・」


「まず、相談した方が良いと思うけど・・・」

「なんで?信長が殴られるかもしれないよ」


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武田信長:大学3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

松永秀吉:肉体労働者

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。

 その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。

 プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌していたが、ドラフト会議で複数球団から1位指名直後に警察に任意同行を求められる。

 その後、工事現場で遺体となって発見される。


浅井桜美(さくら):大学3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。


朝倉咲良:大学3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。

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