第97話 今後の進路 (5)
僕と桜美の間には、少し沈黙が・・・。
「桜美、産まないか?」
「えっ。でも・・・。
お母さんの感じだとそうだよね」
「うん。学生結婚になるから、僕たちは、苦労するかもしれない。
けど、僕は桜美の身体が大切だし・・・。
桜美がここで堕胎すると、一生、子供ができなくなるかもしれないんだよ」
「そのリスクもあるけど・・・。
良いの?
私たちは、大学生なんだよ。
親が助けてくれるといっても、今後、生活できるのかなぁ」
「なんとかするよ。
僕は、大学院に行くのを止めて働くし・・・」
「私も中退して・・・」
「桜美が中退するの?」
「だって、少しでも・・・」
「それなら、僕も中退して・・・」
「それはダメ。
私は、結婚する事によって働くのが厳しいかもしれない状況。
けど、信長は、大学を出た方が就職も良いと思うから・・・」
「わかった。
けど、桜美には、夢をあきらめないで欲しいと思う気持ちもあるんだ。
親に頭を下げても、なんとかしたいと思っている。
最終的には解らないけど・・・」
「けど、なんで私の為に・・・」
「桜美は、僕とは違って大学でも有望だよ。
子供さえいなければね。
今後、働けるかどうか、解らない部分もあるけど・・・。
研究者としての道を目指しても良いと思う。
ただ、これは条件付きで、親の援助がある前提だけど・・・」
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武田信長:大学3年生
中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。
文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
まだおっぱいすら触っていないらしい。
桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。
クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。
ようやく大学3年生で初体験を・・・。
その冬には、子供が・・・。
上杉愛美:派遣社員
中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。
文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。
学校に居づらくなって退学する。
その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。
秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。
その後、子供は堕胎する。
松永秀吉:肉体労働者
上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される
そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で
浅井桜美から別れを言われる。
隠しているが、女癖は悪い。
選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。
その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。
プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌していたが、ドラフト会議で複数球団から1位指名直後に警察に任意同行を求められる。
その後、工事現場で遺体となって発見される。
浅井桜美(さくら):大学3年生
学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい
おっぱいはGカップ。
文武両道で学年1位の成績を誇る
松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで
優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。
ようやく大学3年生で初体験を・・・。
そして、子供を妊娠する。
朝倉咲良:大学3年生
浅井桜美の親友
体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい
母親が学校の先生をしている。
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